インドのパーム油輸入量は27に達した
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インドのパーム油輸入量は27に達した

Dec 04, 2023

2022年3月7日、インド、ムンバイのスーパーマーケットで植物油のパックを購入する買い物客。ロイター/Rajendra Jadhav/File Photo Acquire Licensing Rights

[ムンバイ 6日 ロイター] - インドのパーム油輸入量は、買い手が高価な食用油の積み荷をキャンセルし、より安価な大豆油やひまわり油に置き換えたため、5月のインドのパーム油輸入量は27カ月ぶりの低水準に落ち込んだとディーラー6社が火曜日にロイターに語った。

ディーラーの平均推定値によると、インドのパーム油輸入量は先月44万1,000トンと、4月の51万0,094トンから14%減少した。 ディーラーらによると、5月の輸入量は2021年2月以来の低水準となった。

世界最大の植物油輸入国による購入量の減少は、すでに30カ月ぶりの安値付近で取引されているパーム油価格に重しとなる可能性がある。

インドはパーム油を主にインドネシア、マレーシア(生産上位2位)、タイから購入しているが、大豆油とひまわり油はアルゼンチン、ブラジル、ロシア、ウクライナから輸入している。

価格に敏感なアジアのバイヤーは通常、低コストで配送時間が短いため、パーム油に依存しています。

しかし、植物油仲介・コンサルタント会社サンビン・グループのサンディープ・バジョリア最高経営責任者(CEO)によると、食用油は過去数カ月間で大豆油やひまわり油よりも高値で取引されるようになり、買い手が安価な軟油へのシフトを促しているという。

4月、バイヤーは長年で初めて、5月出荷分のパーム油の大量購入をキャンセルすることを選択した。

インド溶剤抽出業者協会によると、11月1日に始まった2022/23年度マーケティング年度の最初の6か月におけるインドの月間平均パーム油輸入量は81万8,203トンで、前年比52%増加した。 同業界団体は5月の輸入統計を6月中旬までに発表する見通しだ。

ディーラーの平均推定値によると、5月のインドのヒマワリ油輸入量は前月比28%増の31万9000トン、大豆油輸入量は10%増の29万トンとなった。

食用油のトレーダー兼ブローカーであるGGNリサーチのマネージングパートナー、ラジェシュ・パテル氏は、「パーム油はここ数カ月間、市場シェアを失っており、競争力がなければシェアを取り戻す可能性は低い」と述べた。

Rajendra Jadhav によるレポート。 編集:ヒマニ・サーカール

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